暖かな日が続き春の訪れを感じられるようになりましたね。
平成30年3月16日金曜日、本校卒業式が行われました。
【小・中学部玄関】 |
【高等部玄関】 |
たくさんの来賓の方々に御出席いただきました。 |
【入場口】 |
さて、緊張している姿や期待に胸を膨らませる卒業生の入場です!
【小学部】 |
【中学部】 |
【高等部】 |
★式辞★
寒さの厳しい冬も終わりを告げ、暖かな日差しの春が日に日に近づいてきています。
小学部十一名、中学部十九名、そして高等部四十一名の卒業生のみなさん卒業おめでとうございます。
みなさんの門出を祝福いただくためにご臨席いただいた御来賓の皆さま、保護者の皆さま、本当にありがとうございます。
これまで大切に育ててくださった保護者の皆さま、温かいまなざしで見守り、ご支援いただいた地域の皆さま、皆さまのお力をお借りして、私たち学校は自信を持って教育に当たることができ、また子どもたちの成長を共に喜ぶことができました。
卒業生の門出の喜びを保護者の皆さま、地域の皆さまと共に分かち合えることに感謝いたします。
小学部卒業生のみなさん、勉強は楽しかったですか。バスや電車、そして新幹線に乗った時の気持ちはどうでしたか。買い物や町探検は緊張しましたか。いろいろな体験をすることの楽しさやどきどきした気持ちから、自信がわいてきたことでしょう。明るく前向きな気持ちで中学部でもっともっと大きな経験を積んでください。
中学部卒業生のみなさん、かあちゃん市やじまん市で、品物を売る難しさと喜びを感じたことでしょう。自分の作った作業製品の良さをわかってもらうために一生懸命に声を出したり、きちんと挨拶したりと、みなさんの一途な思いはきちんと伝わったはずです。相手のことを思って行動すれば、必ず相手に伝わる。その気持ちを忘れずに高等部で心と体をさらに強くしていってください。
高等部卒業生のみなさん、生徒会活動やこたままつりで、がんばる学校、元気な学校をたくさんアピールしてもらいました。みなさんの活躍が新聞に紹介されたり、小さな親切運動で表彰されたりすることは学校の誇りでもありました。成功も失敗も経験し、自分の良さも実感したみなさんは、それぞれ進む道は違っても社会の中でたくましく、これからも自分を磨き続けることができると信じています。
雅楽器「笙」の奏者の笙YUUさんという方がいます。彼は宮城県の特別支援学校高等部を卒業して、「笙」の演奏家になった方です。作曲もして、CDも出しています。彼の「笙」が好きという気持ちを受け入れて実際に演奏できるまで、ご両親は、指導を宮内庁に掛け合ったり、喫茶店を開業して演奏の場をつくったりと、抜群の行動力で彼の才能を支え続けました。
自分の好きなことをとことん取り組めば未来は開ける。熱心に思いを伝えれば周りからの助けもある。卒業するみなさんは、そのことを信じてこれからも自分の気持ちを素直に表してください。卒業生のみなさんのこれからをみんなが見守っています。安心して前に進んでください。
最後に、保護者の皆さまの深い愛情とご労苦に敬意を表すると共に、地域の皆さまからいただいたご支援ご協力に感謝いたします。本当にありがとうございました。卒業生を引き続き応援いただくことをお願いして式辞といたします。
平成30年3月16日
校長 福 田 隆 彦
★卒業証書授与★
ステージ上で校長先生から一人一人受け取ります。
【中学部】 校長先生の目を見てしっかりと受け取りました! |
【高等部】 立派な証書授与を後輩たちに見せてくれました! |
★おくることば おわかれのことば★
【歌のプレゼント「大切なもの」】 感謝の気持ちを込めて歌いました! |
【卒業生】
在校生へ向けてお別れを伝える姿は凛としていました。
【それぞれの思いを歌に乗せて「ふるさと」】 式に御出席された方々へ届きますように・・・。 |
卒業生のみなさん、ご卒業おめでとうございます!
改めてみなさんの立派な姿を見ることができました!
これからも一歩一歩力強く歩んでください!